資源危機

例えば、不純物を取り除き純度の高い金属を効率的に抽出する精錬技術については、国際的に高く評価されている。技術以外でも、エネルギー効率やコスト競争力などの面で、日本の非鉄金属メーカーは大きな優位性を持っている。
 非鉄金属の総合メーカーとして、三菱マテリアル、JXホールディングス(金属事業を行うグループ会社は日鉱金属)、住友金属鉱山、三井金属鉱業、DOWAホールディングスが挙げられる。JXホールディングスの保有する札幌市の豊羽鉱山は、2006年に採掘停止されるまで、世界最大のインジウム産出量を誇っていた。同グループの日鉱金属は、現在も国内でインジウム精錬所を稼働している。
 また、JXポールディングスと三井金属工業は、銅など非鉄金属の資源開発・精錬・販売等を行う合弁企業パンパシフィック・カッパーを00年に設立し、チリでモリブデンの開発プロジェクトなどを進めている。
 これらの総合メーカー以外に、日本電工や日新製鋼などの鉄鋼メーカーも、特殊鋼材料として活用できるニッケルやクロムなどの精錬事業および海外での権益取得を行っている。
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