ラグビー、ルール変更

 今回いくつかの新ルールは適用されたが、導入の見送られた項目もある。オフサイドとファウルプレー以外の反則は、すべてPK(ペナルティーキック)ではなくFK(フリーキック)とするルールもそうだ。
 ラグビ一では、PG(ペナルティーゴール) 成功で3点が入る。実力伯仲の接戦ともなると、しばしばPGが勝敗を左右してしまう。そもそもイギリスの「慣習法」の精神が根底にあるため、ルール解釈には一定の幅がある。タックル成立後、地面のボールを奪い合うような局面での反則にはレフェリーの「さじ加減」の余地も少なくない。
 そこでPKではなくFKとする案が浮上して、実際、南半球の3ヵ国によるリーグ、スーパー14では、08年シーズンからすでに採用された。結果、PGや、PKからタッチの外ヘボールを蹴り出す選択は減ったが、他方、スクラムをわざと下へ落として、より守りやすいFKを与えるような「故意の反則」の頻度が増すとの指摘もあって、議論は分かれていた。
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