冬富士の遭難者増

昨年、世界文化遺産となった富士山ですが、多くの観光客や登山者が訪れたようです。
冬場ともなれば、関東地方は乾燥した晴天が多くなり、高所に登ればその美しい姿を見る事ができます。

富士の登山シーズンは夏場ですが、冬の富士を登る人も多いようで、昨年の冬の富士での遭難者は前年より5割増え106人となり、昭和48年以来の最多となっているといいます。

遭難者救出のために静岡県警の山岳救助隊が出動した回数は、前年の3倍の94回あったといいます。
この遭難者増加の背景としては、世界遺産となった富士山ということで、不慣れな登山者が増えた為といい観光気分で登る人が多かったとしています。

そのなかでも死亡事故は7~9月の夏山シーズンでは1人でしたが、冬の閉山期での死者は4人であるといいます。

冬の富士は完全な冬山装備でなければまず不可能で、厳冬期の冬富士に観光気分で登ろうという人がいるとはおもえませんが、春や初夏、秋口にかけて富士山の5合目までゆける時期には、軽装のまま登山道に入り込み、上部での雪と氷で戻るに戻れなくなり、携帯電話で救助を求めるという輩も出てきます。

冬空に秀麗な姿を見せてくれる富士山ですが、今が一番厳しい季節でもあります。

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